どうも、GanQです
今回は
コンセント配置で気を付けるポイントについて触れていきます
前提として…
コンセントの数と位置はものすごい重要です
しかし、多くの方はマイホームに住んだ時のイメージ(家具配置など)が出来ていないのでその重要性に気付きません
本記事でポイントをおさえて、快適なコンセント生活を送りましょう!
目次
・まずは基準を知ろう
・施主が意識して確認しないとダメなところ
・まとめ
せっかちな方は
「施主が意識して確認しないとダメなところ」
だけでも読んでもらえれば問題ありません
それではいってみましょう!
まずは基準を知ろう
数の基準
リビング:5~8つ
ダイニング:3~5つ
各部屋:4~5つ
あくまでも目安です
高さの基準
一般:床から20cmの位置
テーブル上:床から80cmの位置
高さで重要なのは、「そのコンセントは何用か」です
例えば、壁掛け掃除機をお使いの場合
「床から20cmの高さにコンセントがあるよりも、80~100cm上げた位置に付けたほうが、配線が長くならないので見た目上良い」
用途によって高さの基準は変わってきます
施主が意識して確認しないとダメなところ
前文で
「マイホームに住んだ時のイメージ(家具配置など)が出来ていないからコンセント配置に失敗する」
と、お話しました
正直なところ、これを解消することは難しいと思っています
では、どうすれば失敗しないか
それは
「ポイントをおさえて図面を確認する」
これに尽きると思います
そのポイントを今から紹介していきます
部屋編
主寝室、子供室、書斎など
~確認するポイント~
・照明スイッチの下にコンセントがあるか
スイッチ付近には家具を配置しないことが多く、一番使いやすいコンセントになります
・部屋の四隅にあるか
家具配置が定まっていなくても四隅にあれば大抵なんとかなります
・ダブルベットの両脇にあるか
ダブルベットの場合、携帯の充電などで両脇からコンセントが必要になります
片側しかなくても延長コードで使えますが、見た目上あまり良くないので、両脇設置をおススメします
(それに合わせて高さも確認してくださいね!)
・TVの位置は問題ないか
TVの位置はコンセント同様に気を付けなければなりません。基本的に部屋毎1つがベターなので位置を間違えると配線が長くなりすぎて、お子さんからクレームが来るかも…
リビング、ダイニング
~確認するポイント~
・TV個所のコンセントの数
家の中で一番コンセントが密集します。一見、コンセントが多いので充分!と思うかもしれません。しかし、今使っているものを数えてみてください
TV、DVD、PS4、switch、スピーカー…
数えてみると足りてない…なんてこともありますので注意が必要
・ダイニングテーブルから使えるコンセントがあるか
ダイニングテーブルでホットプレートなどを使えるようにコンセントがあると便利です
(その場合、コンセントはテーブル上なのか下なのかも確認!)
トイレ
~確認するポイント~
一般的にはトイレ本体用のコンセントしかないことが多いので、ほかの用途で使わないか確認してみることをおススメします
収納内
~確認するポイント~
とりあえず収納内には1つ付けておきましょう。壁掛けの掃除機を設置予定であれば高さも注意しましょう
専用コンセント
まずは概要の説明…
専用コンセントとは、使用電力の高い家電
電子レンジや炊飯器、ドライヤーなどの同時使用を可能にするコンセントです
リビングにコンセントが10個ある場合、そのコンセント達は最終的には1つの回路に繋がっています
最終地点が一緒なので、同時使用が多くなるとブレーカーが落ちやすくなります
そこで専用コンセントの登場
専用コンセントは、1つのコンセントしか回路に繋がっていないのでブレーカーが落ちづらくなっています
~確認するポイント~
ブレーカーが落ちた経験を思い出してみる
通常仕様で電子レンジなどの王道家電は専用コンセントになっています
注意が必要なのは、
「趣味で使うコンセントが意外にも電力を使うものだった」場合です
もし趣味室などを作る場合は、専用コンセントの設置も検討してみてください
屋外コンセント、電気自動車用コンセント
~確認するポイント~
屋外コンセントは設置位置です。
「とりあえず設置したけど使いたい場所(庭や、カーポート)に遠くて使いづらい」なんてよく見ることなので注意しておきましょう
電気自動車用コンセントは、現時点で興味があるかだけです
無ければ設置しなくても良いと思います
外構計画で使うコンセント
~確認するポイント~
外構計画にて電力を使うものはないか
(物置の照明、電動のガレージなど)
ある場合は、しっかりと屋内から屋外へ配線を出しているか
考えられる失敗例としては…
引き渡し後に外構工事を行ったが、屋外への配線をして無かった為、追加工事費を払う羽目になった…
しかし、この事例を完全に無くすことは難しいです
だってそんな先のことわかんないじゃん
そこで大事なのは「屋外コンセント」
通常使用の屋外コンセントとは別に予備の屋外コンセントを設ける
そうすることで、予期せぬ外構計画でも対応することが出来ます
まとめ
長くなってしまいましたが
・部屋編
コンセントの位置、TVの位置、使用する高さ
・専用コンセントの有無
趣味で電力を使うものはないか
・屋外コンセント
使いやすい箇所に設置しているか
・外構計画は考慮されているか
物置、ガレージなどで電力を使うものはないか
上記項目をポイントとして抑えて、コンセント強者になりましょう!
以上!