リビングとの連続性を保ちつつ、空間にメリハリをつける事が出来る小上がりの和室
新築住宅やリフォームでも人気のある間取りです
なんとなく見た目的にきれいだから採用したい!
という理由で採用を考えている方がほとんどだと思います
なので今回は、小上がり和室を作る場合のメリット、デメリット、設ける為のポイントを紹介していこうと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
小上がり和室のメリット
空間にメリハリがでて、立体感が生まれる
段差をつくることで、続き間の空間が分かれてメリハリが生まれます
また段差部分で単調な空間に立体感が生まれるので一気に雰囲気が変わります
部屋毎に天井高さを変えれないハウスメーカーは、床上げで空間に立体感を出すのがおススメです!
床収納が使えるので収納量UP!
小上がりは、その段差部分に床下収納を作ることが出来ます
備蓄や座布団などをしまうことが出来るので非常に使い勝手がよい収納です
しかし、小上がり高さが低いと収納として使えないので、もし床下収納を作りたい方は25cm~30cm以上の段差にした方が良いでしょう
座りながら家事ができる
洗濯物をたたむ動作は、なかなかフローロングの上ではやりずらいもの…
段差のある和室では、リビングのゴミが入って気ずらいので気兼ねなく座りながら洗濯物をたたむことが出来ます
また段差部分に腰を掛けることが出来るのでなおさら家事がはかどります
デメリット
バリアフリーには向かない…
段差はバリアフリーの天敵です
今は問題なくても60歳になった時には…
考えだすときりがありませんが、マイホームは一生ものですからしっかりと検討しましょう!
動き回るお子さんに注意が必要
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は要注意です
大人から見たら、たった数十センチの段差でもお子さんからしたらかなりの段差です
はしゃいで走り回ってたら段差に気付かず転落…
なんてこともあり得ます
お子さんが小さいご家庭は控えた方が無難かもしれません
圧迫感を感じる可能性がある
立体感が生まれる小上がりですが、それが逆に圧迫感に繋がってしまう可能性もあります
一概には言えないですが、リビングに充分な広さが取れない場合は小上がりは作らない方が良いでしょう
お掃除ロボットが入れない
勝手に掃除をしてくれるお掃除ロボットですが、小上がりなどの段差がある部屋には入っていけません
段差があるのでリビングのゴミは入りずらいですが、掃除自体はしっかりとご自身でやる必要があります
小上がり和室をつくる際のポイント
広さは4~6畳が一般的
隣接リビングの大きさにもよると思いますが、一般的な広さは4~6畳程度です
客間としての利用も考えると、4畳以下しか取れない様であれば無理に和室は設けずリビングを広く使う方が無難でしょう
段差の高さは20cm程度が一般的
段差は15~20cm程度が一般的なかと思います
床下収納として利用したい場合は、もう少し高い方が望ましいですが、あまりに高いと乗り降りが大変になったり段数が増える可能性もあるのでしっかりと検討しましょう
20cm程度であれば、階段1段分と同じ感覚で上り下りが出来きるのでおススメです
天井高さは2.1mが一般的
小上がり和室の天井高さは2.1mが一般的かなと思っています
天井高さが高すぎると、布団で寝る際に落ち着きません
居室としての最低天井高である2.1mが一般的と思います
過去に天井高さをまとめた記事もありますので是非そちらも参考にしてみてください
きじ
まとめ
今回は、小上がりの和室についてまとめてみました
〇メリット
・空間にメリハリがでて、立体感が生まれる
・床下収納で収納力UP!
・座りながら家事ができる
〇デメリット
・バリアフリーには不向き
・小さいお子さんには注意
・圧迫感を感じる可能性がある
・お掃除ロボットが入っていけない
〇小上がりのポイント
・広さは4~6畳が一般的
・段差の高さは20cm
・天井高さは2.1m
これらを踏まえて小上がり和室を検討しましょう!